人間と人工知能について

2018/10/04


〇挨拶

10/9のロボットのイベントが目前に迫っています。特に中学受験を
考えている人は、例えば面接などで聞かれたときに、機械系を目指し
ている場合は、実際の経験をもとにより良い受け答えができるかも
しれません。2時間を最高に有意義な時間にしていきましょう。

〇人工知能について

先週は人工知能について少し話しました。印象が変わったという
人もいるかもしれません。将来人口知能により絶滅する職業もある
と言われていますが、人工知能を開発することも重要な職業の一つ
です。将来、IT関係を考えている人は少し調べてもいいかもしれま
せん。今回もそんな人工知能について話していきます。

みなさん、人工知能を作るのに必要なものって考えたことあるで
しょうか。もちろんパソコンは必要です。では新品のノートパソコ
ンやプログラミング技術があれば人工知能は作成できるでしょうか。

答えは”No”です。人工知能に欠かせないのは実は「人の力」です。
人工知能を構成する要素は主に三つ。「サンプルデータ」と「ラベル」
と「計算式」です。

「サンプルデータ」は例えば、人の顔の画像など実際の人間の情報
のことです。これが多ければ多いほど、人工知能の性能が高くなる
といわれています。グーグルなどが人工知能の分野に強いのは検索
エンジンなどを利用して世界中の情報を集めてサンプルとしている
ことが理由の一つだといわれています。

「ラベル」は、人間が判定して人工知能に教える、「正解」のことです。
先ほどの顔の話を例にすると、この顔は何歳の人のものだ等、一つ一つの
「顔の画像」というサンプルデータに「年齢」というラベルを付けていき
ます。これなくして人工知能は、推測が正しいのか、間違っているとすれ
ば、どの程度の確率で間違っているのかなどを検討できません。

最後に「計算式」です。これは、例えばこの顔とこの顔は似ている、あ
るいは似ていないということを数字として計算する式です。これも当然
ですが、人間が数学などの知識を総動員して導き出すものです。

人間の立場が人工知能に脅かされていますが、人工知能は人間がいないと
生まれないのも事実。特に情報系の進路を考えている会員はこのことに
ついてぜひ考えてもて下さい。

by miura katsura