一からではなく零から

2018/11/20


〇挨拶

今年も残り約一か月となりました。大掃除は大みそかに
行う家庭がほとんどかと思いますが、今のうちから細かい
部分の片づけを進めておけば、落ち着いて新年を迎えるこ
とが出来ます。学習も新年の準備も早め早めを心がけてい
こう。

〇基本事項は「0から」

いうまでもないことですが受験勉強に限らずあらゆ
る学習において最重要になってくるのは、基本をど
れだけマスターできているかです。また、基礎力の
ある生徒も、応用問題を解く準備体操として基本の
問題をスピーディに2、3問解くことで応用につな
げていく準備になってくると思います。

ここで質問です。基礎力が身についたかどうかを自
分で見極めるにはどうすればいいでしょうか。これ
にはいろんな答えがあると思います。

優希の授業で毎回行っているようなチェックテスト
を行い、その点数で評価する方法。口頭で質問され
たことに対して答えることで確認する方法。応用が
できれば基本は身についていると言える、というこ
とで応用問題に挑戦する人もいるかもしれません。

受験勉強ではありませんが、大学時代私はこのよう
な体験をしました。物理学の講義のテストに向けて
必死に勉強し、参考書の問題もテスト範囲のものは
完全に解答できるようになるまで対策をしました。
難しい授業であると聞いていましたが、さすがにこ
れだけやれば、と思っていました。

本番で出て来た問題は
「この分野において重要な公式や性質について、あ
なたの知っていることをできるだけ簡潔にたくさん
書け(配点50)」。
ちなみにこのテストは100点満点です。いくつか
公式は書くことができましたが、それ以上ことは書
けず、結局一番下から2番目の評価を取る羽目にな
りました。

重点研究などで繰り返し演習を行なっても、なかな
か点数が伸びなくて悩んでいる人は、白紙にその単
元の知識をどれだけ書き出せるか一度試してみてく
ださい。穴埋めなどではなく、完全に白紙のものに
対してです。

穴埋めや問題の誘導によって回答できる基本事項は、
いざ本番になるとあまり役に立ちません。「1から
」ではなく「0から」知識を書き出すことができれ
ば、その単元の基本事項は120%自信を持ってい
いでしょう。

時間をかけなくても、多少汚くても構いません。是非
一度、「0から書き出す」ことを試して、基本を確認
していきましょう。

BY MIURA KATSURA